この度はモニターのご協力ありがとうございます!
英語が話せるかは「知識×運用力」で決まる
英語力 = 知識 × 運用力
英語を話せるようになるためには、「知識」と「運用力」を鍛える必要があります。
まあ、これだけ言われても意味わからないですよね。
英語が話せる力を仮に【英語力】としましょう。
この【英語力】は

で決まります。具体的に「知識」とは下記のようなものです。
・単語
・文法
・定型表現
また「運用力」は
・言いたいことを簡単にする要約力
・適した知識を引き出す瞬発力
・それを口に出す動作力
これら3つの力です。
これらをそれぞれ鍛えることで英語が話せるようになります。どちらか片方だけ鍛えても話せるようになりません。
学生時代に勉強した英語や、試験の英語は、「知識」を中心に詰め込まれます。そして、その「知識」を多く知っている人ほど、点数が高くなるようになっています。実際に英語が話せるかどうかは考慮されていません。だから高学歴でも英語が話せない人も多いんです。
わかりやすく数字にしてみましょう。多くの日本人は学校教育の中で「知識」を詰め込まれるので、「知識」は「70」くらいある人が多いです。
でも学校では「運用力」を鍛えるようなことはしません。なので「運用力」が「0」の人がほとんどです。すると【英語力】は「0」( = 70 × 0 )です。だからテストでは点数が取れるのに、英語が話せないという人ができるんですね。大人になって一生懸命に勉強してるけど話せるようにならない人はこの「運用力」が「0」というパターンが多いです。
一方で、簡単な中学英語を読めるくらいの「知識」が「30」しかない人でも、「運用力」を鍛えて「30」にすれば、【英語力】は「900」( = 30 × 30 )になります。トータルの英語力は、こちらの方が遥かに高いです。
このように知識量は英語を話すための一要素にすぎません。だから、英会話のために英語を学習する際は、学生時代の延長で文法などの知識勉強に終始するのではなく、ある程度まで知識が身に付けば「運用力」を鍛える勉強に切り替えていく必要があります。
今回モニターをご依頼させていただいた皆さんは事前テストにて、すでに会話に必要最低限な知識があることはすでに確認済みです。
ですので皆さんは「運用力」を鍛えれば、英語が確実に話せるようになります。
そして、その「運用力」は瞬間英作文という学習を通して鍛える事ができます。
瞬間英作文は『わかる』を『できる』にする学習
瞬間英作文とは、一言で言うと、英作文回路を構築し、『わかる英語』を『できる英語』にかえるトレーニングです。
これは説明する前に体験してもらった方が早いと思うので、早速ですが、次の3つの日本語文を英語にして、3秒以内に口に出してみてください。
①:家族より大切なものはない
②:そんなにスリムなままでいるのに、何をしているのですか?
③:仕事でよく旅行をしなければなりません
どうでしょうか?スラスラということができましたか?
解答例を出しておきますね。
①:Nothing is more important than my family.
②:What do you do to stay so slim?
③:I have to travel a lot for my job.
全く同じでなくても、文意が同じであれば問題ありません。ここで注目すべきなのは、解答例の英文は読めば難しくないですよね?
少なくとも解答例の英文はすべて中学レベルの英文なので、モニターの皆さんの知識なら無理なく読める内容のはずです。
しかし実際に口にするのは、なかなか難しかったのではないでしょうか?
この英文を見ればなんてことないなと思える文章が、サッと英語では言えないというのが、英語を話せないという状態です。
体験していただいたように英語の『わかる(読める)』と『できる(話せる)』では差があるのです。その『わかる』を『できる』に変えるには、何度も言ってますが『練習』が必要です。そしてその練習こそが瞬間英作文トレーニングです。
瞬間英作文のトレーニングでは上記のような、文法的にも単語的にも難しい表現が含まれていない日本語を英語に瞬間的に変換する練習をします。このようなトレーニングを反復することで、頭で考えるのではなく反射的に回答する力を向上させます。
まず単純な「型」を、知識から条件反射的に引っ張りだす練習繰り返し行います。それも1度や2度なんてレベルではありません。同じ英文を何十回と繰り返します。さすがにそれだけすると、その英文の型が体に染み付きます。体に染み付くと、会話の中で必要に応じて、必要な型を瞬時に呼び出して文を組み立てられるようになります。瞬間英作文を学習に用いると、上記のような理由で英語が話せるようになるのです
瞬間英作文は通訳も使っているトレーニング法
英語のプロといえばやはり『通訳者』ですよね?
そんな通訳の方のトレーニングの一つに『クイックレスポンス』というものがあります。『クイックレスポンス』とは、聞こえた日本語や英語の訳を、瞬時に声に出して答える練習のことです。
このクイックレスポンスが一般の人にもトレーニングしやすいような形になったのが瞬間英作文です。
実際の瞬間英作文の練習では、英語から日本語にすることはありません。でも日本語から英語が瞬時に言えるようになると不思議と、英語から日本語も自然とできるようになります。これはリスニングや簡単な英文を読んだ時に理解力が向上してることで感じられます。
学習の進め方
前フリが長くなりましたが、ここから瞬間英作文で効果を出していただくための進め方を紹介いたします。
基本的に下記の画像にある瞬間英作文 第1ステージをメインに進めてください。

具体的に瞬間英作文 第1ステージは、下記のSTEPで学習いただくことをおすすめします。
・STEP1:学習する項目を選択
・STEP2:日本語を見て英語を言う
・STEP3:答え合わせ
・STEP4:音声を聞いて真似をする
・STEP5:同じ文を答えを見ずに暗唱
・STEP6:再度全英文を一周
・STEP7:日頃から独り言を言う
順に説明します。
STEP1:学習する項目を選択
該当ページにて瞬間英作文の学習するブロックを選択します。

すると画像のように、選択したブロックで学習できる文法項目一覧が並びます。

各項目には、その文法項目を使用した例文が9つずつまとめられています。
この項目一覧から学習したい項目を選択すると、学習ページに移動します。

STEP2:日本語を見て英語を言う
学習ページに遷移すると、下記の画像のように、ひとつ目の例文の日本語が表示されます。

その日本文を読んで理解し、すぐに対応する英文を口にします。
決して考え込まず、英文が作れなくても5秒程度で諦めて解答の英文を確認しましょう。
瞬間英作文は、基本文型を瞬間的に運用できる力をつけるトレーニングなので、時間をかけていては意味がありません。
STEP3:答え合わせ
英文が作れようが作れなかろうが、下記の Next ボタンを押してください。

すると解答の英文が確認できます。

最初の数周は英文が作れる人の方が少ないので、できなくても・間違ってもへこむ必要はありません。
それよりも、英文を見て「なぜそうなるのか?」を理解できるかどうかの方が重要です。
またこの段階で、文中に知らない単語や表現があれば調べましょう。
仮に英文を読んでも全然理解できない場合は、学習している文法項目をまずは学習し直しましょう。
理解できないものを繰り返してもただの丸暗記になってしまいますからね。
調べたりする工程は最初の数回だけで大丈夫になるはずです。
しっかりと理解した上で繰り返し自由に使いこなせるようになりましょう。
STEP4:音声を聞いて真似をする
英文を理解できるようになれば、実際に声に出していきましょう。
その際、下記の再生ボタンを押すと音声が流れるので、聞いて見本の音声を真似しながら声に出しましょう。

「音声を真似する」と言われるだけでは、どう真似したらいいか混乱しますよね?
具体的には下記の3つのポイントを注意して真似るようにしてください。
・日本語にはない『子音のみ』の発音
・抑揚のあるイントネーション
・自然な音の繋がりと省略
上記のポイントは、発音が悪くて聞き取ってもらえない事態を防ぐために最低限必要な項目です。
ただ発音に関しては上記を意識して口に出せれば、外国人とコミュニケーションするには必要十分です!
ポイントを意識し、英文を見ながら何度か繰り返して声に出してください。
何回繰り返すかの目安は、スムーズに言えてるなと思える回数です。
STEP5:同じ文を答えを見ずに暗唱
前STEPでスムーズに言えるくらい、何度も音読したら、次は英文を見ずに口に出す挑戦をしてみましょう。
ここでの注意点は、実際に使っている場面を意識しながら声に出してください。
使っている場面を意識しないと単なる発声になってしまいます。
そうすると後々使う場面でとっさに出てこないです。
ここまでのSTEPをこなしたら次の例文に移りましょう。
下記の Next ボタンを押してください。

すると次の例文に移ることができます。

STEP6:再度全英文を一周
ここまで見てきた各STEPをレッスン内の例文全てで行ったあとは、画像の右上にある本のボタンを押して見ましょう。

すると下記のように、その文法項目で扱った例文が全て表示されます。

ここで表示されている日本文を見て、上から順に再度、英語にする最終チェックをしましょう。
日本語から英語への切替は、それぞれ下記の『英語』『日本語』のボタンからできます。

この段階でまだ、英文にすぐできなくても気にしないでください。
今後短い期間に、何回も繰り返し学習するので、そのうち九九のように言えるようになります。
具体的には各トピック30周程度ずつは最低して欲しいです。
そうすると、ほとんどの文章は瞬時に作れるようになっています。
STEP7:日頃から独り言を言う
最後のSTEPですが、普段から学んだ文章を使って独り言をいうようにしてください。
これは学んだ英文を、自分の必要な形にすぐにカスタマイズして使えるようにするためのSTEPです。
このSTEPは第1ブロックの全ての例文を15周程度してから取り組むようにしてください。
それまでは、自在に使える例文の型が少ないので、作った文章が正しい形にならないからです。
ただ、いきなり英語で独り言をいえと言われても、どんな感じでしたらいいのかわからないと思います。
なのでまずは、学んだ英文の一部を入れ替えたりしながら、独り言を言うようにします。
例えば本教材で下記の例文を習います。
When do you eat breakfast?
(あなたはいつ朝食を食べますか?)
この英文をベースに独り言をいうとしましょう。
まずは下記のように名詞だけを変えるところから始めると比較的簡単です。
When do you eat dinner?
(あなたはいつ夕飯を食べますか?)
赤文字の箇所は、変更のない箇所です。
このようにベースは同じものを使いながら、単語を変えて新たに違う文章を作ります。
もっと慣れてくると、より大きなカタマリで変えて下記のように新たに文章を作れるようになります。
より長く複雑な文章を作る際は、文章を組み合わせることをおすすめします。
例えば、下記の例文を見てください。
I usually drink coffee as soon as I wake up.
(私はたいてい朝起きてすぐにコーヒーを飲みます)
最初の文章と上記の文章を組み合わせます。
I eat breakfast as soon as I wake up.
(私はたいてい朝起きてすぐに朝食を食べます)
こんな感じで学んだ文章を組み合わせたりして、独り言をいうようにしてください。
この作業でより個々の英文に対する理解も深まります。
はじめのうちはこの手順に無理に取り組まなくてもいいです。
ただ同じ英文を何周もしていると、何もみなくてもその文が頭の中で回り出します。
守って欲しいこと
英会話GYMの具体的な進め方を紹介させていただきました。
最後に実際レッスンを始める時に守っていただきたいことを3つお伝えさせていただきます。
約束①:一度で覚えようとしない
約束②:ブロック単位で進める
約束③:1日にまとめて何周もしない
順に説明します。
約束①:一度で覚えようとしない
瞬間英作文は丸暗記の作業ではありません。
丸暗記してしまうと、いざ取り出す時に一度頭で思い出す作業が入ります。
それでは遅いのです。
具体的には九九のように英語を覚えてください。
九九を言おうとすれば、自動的に出てきますよね?
英語でもそれと同じような状態を目指します。
九九を覚える時、一度で覚えようとしませんでしたよね?
おそらく風呂に入ってるときなどに、何度も口に出して覚えたことだと思います。
瞬間英作文をする際も同じです。
一度で丸暗記せずに、何度も何度も繰り返します。
そうして頭で覚えるのではなく、口に覚えさせましょう。
目安としては何日もかけて、同じ英文を30周くらいすれば、おぼろげながら自分のものにできてくるはずです。
約束②:瞬間英作文をブロック単位で進める
上記で言ったように口に覚えさせるには、短い期間で何度も反復させるといいです。
一度音読してから、次に音読するのが一週間後や二週間後では口に覚えさせるなんてできません。
そこで、教材全体を分割し、今月はこの範囲だけと決めて、徹底的に取り組みます。
そうすることで短い期間で何度も同じ文章と出会うようにしましょう。
少なくと2・3日に一度、できれば毎日一度は同じ英文を音読するよう教材を分割しましょう。
この教材では、最初からこちらで3ヶ月でマスターできるように教材をブロックに分割しています。
各ブロックをおおよそ1ヶ月に1つ消化してもらって、3ヶ月で完成というスケージュール感です。
約束③:1日にまとめて何周もしない
最後になりますが、1日にまとめて同じものを何周もしないでください。
もっと言うと、1日にまとめて何周もしないでください。
やる気のある学習者の方は、同じ例文を1日で何十回もしてしまうかもしれません。
そのやる気自体は非常に素晴らしいことですが、先にもお伝えした通り瞬間英作文はフレーズの丸暗記学習ではありません。
1日にまとめて何周もすると口に馴染む前に暗記頼ってしまう可能性があります。
丸暗記に頼ると、実践の際に文章をカスタマイズしようとしても、思うようにできなくなります。
また思い出して欲しいのですが、学生時代の試験勉強で一夜漬けをしても、しばらくしたらすぐ忘れてしまいましたよね?
そのことからもわかるように、短期間で覚えたものは短期間で忘れてしまいます。
そうならないためにも、同じトピックは1日多くても3周程度に留めていただきたいです。
学習を始めましょう
どのように進めたら良いか、想像はついたでしょうか?
決して簡単な道ではありませんが、楽しみながら着実に英語を話す力を身につけていきましょう!
またその際にわからないことがあれば、遠慮なく質問してみてください。
>>瞬間英作文第1ステージから学習を始める