英会話

英会話の独学はNHKの講座を使って可能なの?1から10まで解説

NHKの講座

英会話を独学で学習したい人『英語を話せるようになりたいけど、英会話スクールに通うには金銭的にも、時間的にも無理! NHK教材安いけどこれで話せるようになるのかな? NHK教材のいい点と使い方が知りたい。 あといっぱい種類あるけど、どれからしたらいいのかも教えて!』

このような疑問に答えます。

この記事を書いている僕は、アメリカ人の彼女と英語で会話しながら生活をしています。

本記事ではNHK講座の教材を使って、英会話を独学する方法を解説します。

NHKの教材を使ったことのある人は多いかと思いますが、学習方法を間違っているために、成果が出ていない人が多いです。

本記事の内容

  • 英会話独学にNHK講座が良い理由がわかる
  • 英会話をNHK講座で独学する時のポイントがわかる
  • 英会話独学でのNHK講座の使い方がわかる

では早速行きましょう。

英会話独学にNHK講座が良い理由

英会話独学にNHK講座が良い理由
英会話を独学で学びたい方にとって、NHK講座が良い理由は3点あります。

英会話独学に向いている理由
  • 理由①:安い
  • 理由②:質が高い
  • 理由③:サボりづらい

順に解説していきます。

理由①:安い

まず第一に教材の値段が非常に安い。

なんと教材1冊486円です!

なんか深夜のテレフォンショッピングみたいな宣伝になってしまいましたねww

でも1年間通年で使っても6000円を切ります。

でも付属のCDは1枚1600円くらいするやん?

大丈夫です。

CDは必要ありません。現在は無料で聞くことができます。

CDがなくとも音源を聞くことができます。

むしろCDがあると悪影響すらあります。

この辺りは後述します。

理由②:質が高い

いくら安くてもクオリティが低ければ意味がありません。

でもNHK講座は、2つの観点から質が高いと言えます。

質の凄さ①:講師陣が一流
質の凄さ②:教材の内容が秀逸

まず講師に関してですが、現在ラジオ英会話を担当しているのは『大西泰斗先生』です。

知っている人もいるのではないでしょうか?

彼は『一億人の英文法』や『ハートで感じる英文法』などの著者で英語学習界隈では非常に有名な先生です。

その彼が、2018年の4月からラジオ英会話の講師を努めています。

その辺の英会話学校の先生とは明らかに質が違いそうですよね。

また、教材のダイアログに使われる内容は、世界情勢や時事ネタに始まり、外国での常識など扱われるテーマが多彩です。

このような内容に頻繁に触れることで、英語学習だけでなく、いざ外国人と会話するときのネタにもなります。

以上のような観点から、質の高さがうかがえます。

理由③:サボりづらい

英語学習では継続することがもっとも大切ですが、それがもっとも難しいことです。

でも、NHK講座は他の教材に比べて継続がしやすいようになっています。

その理由は、やるやらないに関わらず平日は毎日放送があるので、サボると置いていかれてしまうからです。

通常の教材だと、

サボる子ごりら
サボる子ごりら
いつでもできるから今日は疲れたし、明日からやろ

という風になってしまいますが、ラジオ放送ではそのようにはいきません。

結果、継続がしやすくなります。

また、上記でCDは買ってはいけないと言いましたが、理由はこのためです。

もし手元にCDがあると、いつでもできるし明日すればいいやと1000%なります。

そうならないためにもCDは買うべきではないのです。

でも平日放送やったら仕事忙しくて聞き逃してしまう可能性あるやん?

そのへんも大丈夫です。

NHKさんも心得ているようです。

ホームページ上で、1週間分を聞きなおせるサービスがあります。
参考:NHKゴガク ラジオ英会話

またWebサイトにアクセスするのがめんどくさい人のためにアプリ化もしてくれています。

NHKゴガク 語学講座

NHKゴガク 語学講座

NHK (Japan Broadcasting Corporation)無料posted withアプリーチ

ですので、聞き逃すことを言い訳にすることなくサボらずやりましょう。

英会話をNHK講座で独学する時のポイント

英会話をNHK講座で独学する時のポイント
NHK講座の良さがわかってもらえたところで、NHK講座を使って独学する際の押さえておきたいポイントを紹介します。

NHK講座を使って独学する際のポイント
  • ポイント①:テキストは必ず買う
  • ポイント②:録音は1週間分しか残さないと決める
  • ポイント③:毎日5分でもいいからする
  • ポイント④:講座は一つに絞る
  • ポイント⑤:ラジオ講座がおすすめ
  • ポイント⑥:とりあえずラジオ英会話から始める

以上の6つです。

では順に見ていきましょう。

ポイント①:テキストは必ず買う

テキストは必須です。

テキストを買わないで聞くだけで学習するのは初心者・中級者にはお勧めしません。

理由は『初心者・中級者は単語と音が正しく結びついていないから』です。

リスニングがまだできない初心者・中級者は多くの場合、単語と音が正しく結びついていません。

どういうことか?

実際に英語を聞いても何をいっているのかわからないけど、いざスクリプトなどで話している内容を確認するとなんて簡単な英語なんだ、と思った経験はないですか?

上記のようなことが起こるのは、期待している単語の音と実際の音が異なるためなのです。

ではどのようにして、期待している単語の音と実際の音を結び付けていくのでしょうか?

それはただ漫然と英語を聞くだけではなく、スクリプトなどをみながら英語を聞き、どの音がどの単語と合致しているのかを確認していくしかありません。

その確認作業をするためにも、テキストは必須なのです。

ポイント②:録音は1週間分しか残さないと決める

ストリーミングではなく、自分で録音する場合でも音声は1週間分しか残さないと決めましょう。

確かに、音声は慣れるためにも繰り返し聴く必要があります。

ですが、毎回録音をためていっても、ただのコレクションになる可能性が高いです。

これではとることに満足してしまい、聞かないで放置するように間違いなくなります。

録音するのは繰り返し聞くための手段であり、それ自体が目的になってしまっては元も子もありません。

ですので、自分を追い込むためにも、録音するのは1週間分と決めて、その期間の中でできるだけ繰り返すようにしましょう。

先に紹介したアプリ等では1週間より前の分は自動で聞き返せないようになります。

なのでアプリやwebサイトを使うようにするとよいでしょう。

隙間時間にも取り組みやすいです。

アプリのデメリットは放送された1週間後にしか更新されないということです。

ただ、聞いた後にだれかと議論するというわけでもないので、別に1週間遅れで配信されることは特に問題にならないでしょう。

ポイント③:毎日5分でもいいからする

なんども繰り返していますが、英語学習には継続することがもっとも大切です。

そのためにも、毎日5分でもいいから継続する意識を持ちましょう。

5分程度ならできそうですよね?

5分とか、そんな短い時間でいいの?

はい、いいんです!

その代わり、「今日はや~めた」は絶対になしです。

例外の日はありません。歯磨きしながら聞くだけでも5分は確保できるはずです。

また、脳科学的にも人間の感情は行動の後についてくることが証明されています。

ですので、5分でいいとおもって実際に始めて見ると、気持ちがのってさらに長い時間やってしまったなんてことが起こります。

なので最初の5分はやる気やモチベーションに関係なく取り掛かりましょう。

取り組み始める事を習慣にするためにも、通勤中には絶対に音源を聞くや、夕飯を食べ終えたあとはまず音源を聞くなど決めてしまい、生活の一部に組み込むようにするのがよいでしょう。

ポイント④:講座は一つに絞る

これはNHK講座にかぎったことではないのですが、教材は狭く濃く使うのが基本です。

NHK教材はどれも1つ15分程度の時間で聞くことができます。

しかし15分だからとアレもコレもと掛け持ちしなてはいけません。

アレもコレもとつまみ食い的に勉強していたのでは、結局身になりません。

たとえば、ダイエットでも流行のダイエットがメディアで発表されるたびに、器具や食材を買い替えまくる人ってよくいますよね。

その人たちって例外なく効果がでずに、ダイエット器具ばかりが増えていくという状態になっていませんか?

英語でも同じで、あれもこれもと手を付けていては効果がでないのです。

聞き流しとか多読がいいって言うやん!あれはどういうことなん?

聞き流しや多読は既にベースの出来上がってる上級者がするべき学習方法です。

上級者は基本ができています。

それ以上に成長するには、様々な表現を学び、表現に幅を持たせる学習へとシフトしていく必要があるのです。

聞き流しや多読は多くの表現に触れることができるので、その学習に最適というわけです。

また聞き流しや多読は簡単そうな学習法なので、初心者を取り込むために始めた英会話業界の策略のせいでもあります。

初級者・中級者の方は、そんな英会話業界の策略に踊らされないで、一つの教材を全て暗記するくらいのレベルでやりこみましょう。

正直、聞き流しや多読に比べると辛いですが、確実に英語を身につけることができます。

ポイント⑤:ラジオ講座がおすすめ

NHKの講座には、テレビとラジオがあります。

どちらを選ぶべきかというと、断然ラジオがおすすめです。

なぜなら、テレビでは映像があり、理解できていなくてもなんとなくわかったような気になってさらっと流してしまうからです。

でも、いきなり音声だけだとハードル高すぎるんじゃないの?

確かに負荷はテレビより大きいです。

ですが、そのためにテキストもあります。

しかも、ラジオ講座の教材はレベルの幅が広いので、自分にあったものを選ぶことができます。

詳しいレベル分けは、NHKの公式ホームページに記載されています。
参考:2019年度 NHK英語講座レベル一覧

また、ラジオはアプリ等があり、スマホ一つで隙間時間でも学習しやすいので定着率がよいです。

ポイント⑥:とりあえずラジオ英会話から始める

講座が多すぎて何が自分にとって最適なのかわからない

このような疑問を持たれましたか?

では僕のおすすめの講座を紹介します。

英語をやり直そうと考えている大学生や社会人がまずやるべき講座はラジオ英会話です。

ラジオ英会話では日常の様々な場面を想定した対話を中心に、その会話の解説等をしてくれる講座です。

2018年の4月でメイン講師が代わりました。

以前はもっと会話よりの講義だったのですが、2018年の4月から担当されている大西先生は著者からもわかるように文法がお好きなようで、文法の解説にも力を入れてくれています。

以前の遠山先生は英語の楽しさを前面に出した講座で、僕も好きでした。

ただまったくの初心者がそれだけで独学できたかといわれると少し疑問ではありました。

ですが現在はなぜそういう言い回しになるのか、文法による解説がはいるので、初心者でも丸暗記ではなく理解をともなって記憶できます。

なので、どれからやろうか迷うなら、まずはラジオ英会話から始めてみましょう。

英会話独学でのNHK講座の使い方

英会話独学でのNHK講座の使い方
本記事の冒頭で『NHKの教材を使ったことのある人は多いかと思いますが、学習方法を間違っているために、成果が出ていない人が多いです。』と伝えました。

ここで言った間違った学習方法とは下記のようなものが代表かと思います。

音源を聞く⇒テキストを読む⇒知らない単語を調べる

どうでしょう?心当たりありますか?

これでは単語にちょっと詳しくなる程度です。

会話するための力が付く独学方法は下記の手順です。

NHK教材を使った独学の手順
  • 手順①:テキストを見ないで音源を聞く
  • 手順②:テキストを見ながら音源を聞く
  • 手順③:リピーティングをする
  • 手順④:瞬間英作文をする
  • 手順⑤:ひたすら聞く

以上の5つのステップを各放送分じっせんしていきます。

順に具体的に説明していきます。

手順①:テキストを見ないで音源を聞く

とりあえず全体をとおして一通り聞いてみましょう。

英会話初心者ならほぼ何をいっているのかわからないと思います。

ある程度勉強した人でも単語をポツポツと拾える程度でしょう。

全く問題ありません。

ラジオ全体では、テキストに載っていない講師陣同士の会話もあります。

ですが初心者の内からそれらを理解するのは難しいです。

初心者の内はまずその日のメインである、テキストに載っている対話の部分を注力して聞くようにしましょう。

対話の部分は何度か繰り返して聞いてみましょう。

対話部分を何度聞いても、これ以上わからないという状態になったら次のステップに移ります。

ここで聞き取れない箇所は単語を知らないか、正しい音を知らないかなので自分のわかっていない箇所を知るためにもこのステップは飛ばさないでこなしてください。

手順②:テキストを見ながら音源を聞く

対話の部分を限界まで聞いたら、実際にテキストを見ながら音源を聞いてみましょう。

テキストを見ながら聞くと、先ほどわからなかった箇所もいくらか聞こえるのではないのでしょうか?

ここで期待している音と正しい音を合致させていきましょう。

特に聞き取れなかったかった箇所は耳にタコができるくらい、テキストを見ながら何回もきいて、正しい音を刷り込みましょう。

またわからない単語や表現などはこの手順をしている間に調べてしまいましょう。

手順③:リピーティングをする

正しい音を耳に刷り込めたら、次は正しい音を口に刷り込む番です。

どうするかというと、リピーディングです。

リピーディングとは、ある一定の長さの英語を聞いたあとに、それをそのまま自分の口で真似して言うトレーニング方法

リピーディングの手順は、まずテキストを見ながら音源を聞き、一文が終わったら一旦音源を止めます。

そして聞いた音を真似するように、その文を声に出して読み上げます。

その際注意点として、ただ文字を読むのではなく、聞いた音を忠実に真似すようにしてください。

例えば”happen again”というフレーズがあったとします。

これ『ハップン アゲイン』と読むとのではなく、見本の音源通り『ハップナゲイン』というように発音するようにしてください。

全体を何度か繰り返し、テキスト見ながらのリピーディングになれたら、次はテキストを見ないでリピーディングをやってみましょう。

始めは難しいですが、繰り返しているうちにできるようになります。

この時、英文の意味に注意を向けるのではなく、あくまで正しい音や抑揚を口になじませることに意識をむけてください。

英文と意味の紐づけは次のステップで行います。

世間ではシャドーイングがいいという声がありますが、取り組まなくていいです。
理由はシャドーイングは難しいから。
シャドーイングとは再生される音源に少し遅れながらついていくようなトレーニングです。
カエルの合唱みたいなイメージです。
英語力云々以前にコツが必要です。わざわざコツをがんばって習得しながら学ぶ必要はありません。
シャドーイングなしでも、手順通りに繰り返してもらえればリスニング力はつきます。

手順④:瞬間英作文をする

ここまではどちらかというと、リスニングよりの学習方法ですが、この手順は、スピーキングよりの学習法です。

このサイトでは繰り返し、英語を話せるようになるためには瞬間英作文の学習が必要であると述べています。

使う教材がNHKに変わろうが、英会話の学習には瞬間英作文取り入れるべきです。

具体的なやり方は、全訳の日本語をみて、英文に直してそれを声に出しましょう。

本来であれば、瞬間英作文を初めてする場合は、簡単な単語のみを使った教材から始めるべきです。

しかしこれまでの手順で、幾度となく正しい英文を聞いて口に出しているので、日本語を見れば英語がある程度は言える状態になっているはずです。

なので例外的ではありますが、NHK教材を使って瞬間英作文を行い、英文と意味とを結びつけましょう。

詳しい瞬間英作文の方法と効果は下記の記事で解説しているので、ご一読ください。

手順⑤:ひたすら聞く

ここまでの手順で、正しい英文の音とその意味が理解できるようになってます。

あとは繰り返し正しい音を嫌になるまで聞きます。

先にも言いましたが、初心者・中級者の間はたくさんの英文を一度の聴くことよりも、
意味がわかる正しい音を認識できた英文を量を絞って聴くことの方が英語力は伸びます。

以上がNHKを使った英会話を独学する方法です。

音源の録音が残っている間は、隙間をみて手順の3〜5をひたすら繰り返してください。

一度やったら終わりではありません。

なんども繰り返すことで、確かな英会話力がつきます。

まとめ:英会話を独学したい人にはNHK教材はおすすめ

まとめ:英会話を独学したい人にはNHK教材はおすすめ
記事の内容をまとめます。

  • NHK教材は安くて、質が高く、サボりづらい仕組みがあるので独学におすすめ
  • NHK教材のテキストは必ず買いましょう
  • 放送の録音は1週間分しか残さないと決めましょう
  • 毎日5分でもいいから、生活の中に組み込んで継続しましょう
  • 講座はこれと決めた一つに絞りましょう
  • 英語をやり直そうと考えている大学生や社会人はラジオ英会話を受講しましょう
  • 正しい手順で学習しましょう
  • 手順の3〜5は繰り返し何度も何度もスキマ時間に取り組みましょう

以上のような内容です。

大変長くなってしまいましたが、ここまで読んでくださるほどの忍耐力を持つあなたは、間違いなく英語をモノにできます。

早速学習を初めて、ごりごり頑張りましょう!