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英会話なるほどフレーズ100いい教材だけど万人にはおすすめできない!

英会話なるほどフレーズ100いい教材だけど万人にはおすすめできない!

英語学習者『英語話せるようになりたいな。英会話なるほどフレーズ100って効果あるんかな?』

このような疑問に答えます。

この記事をかいてる僕は、アメリカ人の彼女と生活しており英語が話せます。

そんな僕が実際に『英会話なるほどフレーズ100』を買って使ってみたので、信頼はいただけると思います。

本記事の内容
  • 英会話なるほどフレーズ100はどのような教材か
  • どのような人に効果があるか
  • 英語が話せるようになりたいならどうすべきか

僕個人としては本書の筆者であるスティーブ・ソレイシィさん著書はいいものが多く好きです。

ただ、いずれも万人勧められるかと言うと、そんなことはありません。

どうしてかと言う点も解説していきます。

この本を使ってみようか考えている方は今回の記事を参考にしてみてください。

英会話なるほどフレーズ100の内容と構成

英会話なるほどフレーズ100の内容と構成本書を端的に説明すると

『英語を話せるようになりたい初心者をターゲットに日常会話で使われる基本のシンプルな表現を100通り身に着ける本』

です。

基本のシンプルな表現』と言うのが重要ですね。

難しい表現を使う必要はない

筆者の英会話に対する主張は

『難しい表現を知っていても使えないと意味がない。
簡単でもスピードを持って必要なことを言えることが重要。』

と言うものです。

これは僕も本気で思っていることです。

ニュアンスとか細かいことは後回しでいいからとりあえず意見を言えるようになろうよ!ってずっと思ってます。

英会話は当然、英語を使った『会話』です。

『会話』である以上、黙り込むのが一番の悪です。

日本人はネイティブより色々な英語の知識を知っているのに、ベーシックな会話能力がない。

難しいことをひとつ言うより、3つ簡単な文を言えれば、安定した英語のアプローチができると言うことで、「英語の勉強をしている人」ではなく、「英語をしゃべっている人」として見なされる。

上記のようなことを筆者は言っています。

つまり、英語を話せるようになるためには難しい表現を知っている必要がなく、簡単な表現を適切に使えることが重要と言うことです。

だから本書では『基本のシンプルな表現』が取り上げられてるねんな。

応用の利く基本構文100を紹介

上記で説明したような主張を元に本書では『基本のシンプルな表現』が100個紹介されています。

でも本書はただただ100個の例文を紹介しているだけの本ではありません。

と言うのも本書で紹介されている例文は、話す時にベースになるような100の表現です。

紹介されているベースが瞬間的に使えるようになると、それらを元に表現を拡張していけるので、最終的には言いたいことが言えるようになると言う作りになっています。

どういうことかわかりづらいと思うので例を出します。

本書で “What’s wrong ?(どうしたの?)” と言う表現が紹介されています。

この表現はそのまま単体でも使えますが、後ろに対象を足すだけで下記のようにいろんなものに対して使えます。

・What’s wrong with him ?
(彼はどうしたの?)

・What’s wrong with the boss today ?
(今日のボスはどうしたの?)

・What’s wrong with the car ?
(車がどうしたの?)

上記のように自由に付け足すことで、様々な文章が作れます。

このような応用のきかすことのできる、基本の表現が100個学べるような教材になっています。

拡張できるような基本表現を100個覚えられるから、100個以上の文を覚えたのと同じような効果になるんやな

英会話なるほどフレーズ100は英会話に効果があるの?

英会話なるほどフレーズ100は英会話に効果があるの?ここまでで、本書がどのようなコンセプトで作られた内容の教材か理解いただけたと思います。

ただやはり気になるのは実際に『本書を使ったら英語が話せるようになるか?』と言うことですよね。

そのあたりを解説していきます。

いい教材だけど初心者にはおすすめできない

結論は見出しの通りですが、『いい教材だけど初心者にはおすすめできない』です。

確かに本書を使い込めば、英語が話せるようになると思います。

ただ初心者にはこの『使い込む』と言うことが難しいでしょう。

使い込むと言うのはベースの基本表現を覚えるだけではなく、応用の表現を自分で作って使えるようになるまですることです。

ただ本書ではコアになる表現を教えてくれますが、それを応用するための例文が少ないです。

と言うことは初心者でも完全に自分で応用の表現を考えないといけなくなります。

これもわかりづらいと思うので例を出しましょう。

本書で “what should I ~ ?(何を〜すればいい?)” と言う表現が紹介されています。

この表現を使って応用した文章を作れますか?

例えば下記のような文を考えられますか?

・What should I buy her for her birthday ?
(彼女の誕生日に何を買ったらいいの?)

・What should I prepare for the party ?
(パーティの準備って何をすればいいの?)

もし考えられるようなら本書から学んで、英語が話せるようになれるはずです。

そうでない初心者の方では、この教材は持て余すと思います。

確かに基本表現を使った応用の例文を見たら作れそうな気はするけど、『ゼロから基本表現だけ見て作れ!』ってのは難しそうやな

英会話なるほどフレーズ100をやる前にすべきこと

じゃあ基本表現から応用の文が作れない初心者は何したらいいの?

当然の疑問ですよね。

結論から言うと『基本文法を使いこなせるようになること』です。

基本文法は英語の骨組みのようなものです。

基本文法さえ使いこなせれば、あとは語彙力をあげるだけでどんな文章でも作れるようになります。

本書の筆者であるスティーブ・ソレイシィさんも『文法など気にしないで、と言うのは大嘘。文法が最低限正しくできていないと通じない危険性が大きい。』といっています。

諦めて基本文法はマスターしましょう。

ではどのように基礎文法を身に着けるかですが、詳しくは英語を話すための文法との付き合い方【文法を習得するコツも解説】で解説しています。

端的に言うと

基礎文法を学習する手順
  1. 薄い文法書で中学レベルの知識を身につける
  2. 瞬間英作文で練習をする

と言うのが話すためにおすすめの英文法の学習方法です。

瞬間英作文については下記の記事で詳しく解説しています。

やっぱり文法って必要なんやな。
薄い文法書でさっと知識を仕入れて、練習して使いまわせるようにならんとアカンのか

まとめ

playing

ここまで読んでいただきありがとうございます。

内容をまとめます。

本記事のまとめ
  • 本書は日常会話で使われる基本表現100を紹介している
  • 基本表現から応用を効かすことができる人にはおすすめ
  • 全くの初心者は基本文法が使えるようになることが先

って感じですね。

いい教材ですが、話せるようになることが目的なら最初の1冊目にするには少し難しいと言うのが率直な感想ですね。

なのでまずは基本文法を使ってある程度意見が言えるようになりましょう。

その後に取り組むことをおすすめします。

また基本文法では賄えない、知らないと言えないような表現も扱われているので、話せるようになってからでも学べるところも多いはずです。

それではこれくらいにします。
読んでいただき、ありがとうございます。